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合格発表の日(京大医学部) [長男大学受験]

 この日が来てほしいような、怖いような、そんな気持ちで運命の日を迎えました。息子は一人で大学に向かいました。単身赴任を終えて間がない夫は休みを取っていてくれたのですが、昨年のこともあり息子は父親についてきてほしくなかったのでしょう。というのも、自信満々だった一年前、別の国立大学医学部の合格発表に父親と出かけ、本人にとっては「まさか」だったのでしょうが、自分の番号がなかったのです。この年、私はもしもの時が心配で夫と一緒に行ってほしいと思い、息子はもしもの時のためにどうしても一人で発表を見に行きたかったようです。

 「どんな結果になっても必ず帰ってきてね。電話待ってる~」と言って送り出しました。期待はしていましたが、悪い結果が出たときに「どんな言葉をかけようか」と思って電話を待っていたのが本音です。でも、そわそわしている夫よりも私の方が腹が据わっていたかもしれません。

 発表時間の定刻に電話が鳴りました。取ったのは私。一瞬の間があって、すごくドキッとしたのを覚えています。その直後受話器の奥から掠れたような声で「ありがとう~」と。息子は泣いていたようです。もちろん悲しみの涙ではなく、喜びの涙だったことは不思議と分かりました。「おめでとう」と声をかけると息子はこう答えたのです。「母さん、ありがとう。(番号が)あった!」って。そんなこと言われたら、嬉しくて涙がボロボロこぼれて、夫に受話器を渡して、その後のことはよく覚えていません。この一年が走馬灯のように駆け巡りました。実は、一年前の電話の言葉は「ごめんな~。なかった~。」だったのです。
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ファーザー

不合格の後の合格、喜びもひとしおだったでしょうね。
by ファーザー (2009-07-31 18:17) 

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